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育児日記

首がすわるまで1

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T=わたし、K=家内、K2=娘
1998/7/25

今日もK2の泣き声で起きたTは、Kの母がこのところ忙しいのであまりゆっくり休めない。Kも憔悴気味だ。K2の体重が、同時期に退院した赤ちゃんの中でダントツトップだったので、ミルクが欲しくて泣いているK2にあまり頻繁にミルクをあげないようにということで、意見が一致した。

おへそもいいようなので、今日はTがK2と一緒にお風呂に入った。お風呂の中で抱いたままお湯に浸かると、K2は黙ったままだ。気持ちがいいのだろうか。ミルクを飲むときに空気も一緒に飲んでしまうので、お腹に空気がたくさん入っていると医者に診断されただけあって、よく浮く。ただ、湯冷めしたりしないように、Tは一生懸命体を沈めてあげる。少し手を放してみたが、やはり人体は水に浮くことを確認する。


1998/7/26

Kの兄が夜遅くに来て、夕食に焼き肉をごちそうしてくれた。Kの母が留守番をした。
今日はKがお風呂に入れた。TがK2を脱がせて待っているとKの兄がデジタルカメラで写 真を撮った。オールヌードだ。お風呂上がりの方が色っぽかったかもしれない。
Kの兄の最終目的はTシャツにスノーレッツをプリントする為にアイロンを借りてプリントすることだ。アイロン台と真っ白いTシャツと、自分で書いたスノーレッツの絵を持って廊下で作業した。Tシャツは以外とうまくいった様だが、手慣れていない初挑戦だったようで、後にいくほど奇麗にプリントできた。


1998/7/27

K2がこの頃苦しんでいる根元である便を見ることができた。ねっとりとしていて色はだった。普段は柔らかくてである(ここに表示された色はIE4にて確認しています)。硬いと言っても、大人の便のように硬いわけではなく、粘りがあるという程度である。
大学の先輩からメールが来た。彼は、会社の昼休みに会社のパソコンからこの日記を読んでいるとのこと。彼の感想は、昼めしどきに読むものではないな、とのことでした。(食事をしながら読むことまで考えて書いていないので、気をつけてください)


1998/7/28

赤ちゃんを抱くというのは大変である。この頃、K2は何でもないのにぐずるときがある。保健婦さんが言っていた「あまえ」であろう。食べて寝るだけの生活から次第に抜け出していくK2だが、まだ這い這いも喋ることもできない。泣くしかできないから、泣くのである。
まあ、泣くのも運動のうちとは思うが、泣いているK2を放っておいて自分のことに集中できるほど冷酷ではないので、TはK2を抱いてあげるのだが、大きくなっている赤ちゃんを抱きながらなにかやろうとしても、意外と難しい。抱いているといつのまにか眠ってしまう為、バランスが悪いのだ。
眠ってしまったとおもって蒲団にもどすと、しばらくしてまた泣き出すので、油断できない。
赤ちゃんを抱えながらできることと言ったら、キーボードに向かって文字を打つ程度である。ちなみにこの文章もK2を抱えながら打っている。
先日、ラーメンを作っている最中に泣き出して、伸びるラーメンを気にしながらK2を抱っこした。食事も抱きながらしたくはない。

今この文章を書いていて「抱く」「抱いてあげる」「抱っこする」という単語が気になる。三つとも同じ意味を持っているが、使い方によって、相当セクシャルな意味にもなる。よく考えないと行けない。


1998/7/29

今日一日、何事もなし。
だんだんと、育児に慣れてきたということだろうか。ただ、抱っこしてやらないと機嫌が悪いことが多くなった。特に早朝に機嫌が悪く、これから寝ようというときなので始末におえない。Kの母に仕事が無いときにはバトンタッチして寝てしまうのだが、近日仕事が立て込んでいて、Tの唇の裏に口内炎ができてしまった。Tはつかれると口内炎ができる。


1998/7/30

この頃K2は、また小刻みに飲むようになった。体調とか天気とかによって違うのだろうか。
ゴロゴロと外で音がするので、飛行機かなとおもってベランダに出ると、連続して落ちる沢山の雷を見て驚いた。雷がたくさん落ちることもあるのだなぁ、と感心しながらTは洗濯物をおろす。


1998/7/31

K2の手首にぶつぶつがある。汗疹だろうか。そう言えば一ヶ月検診の時に首まわりにぶつぶつがあるのを医者に指摘された。
今日はTがK2をお風呂に入れた。お腹が空いているのかお湯につかるのを嫌がった。


1998/8/01

昨日、Tの母から、今日、Kの父からメールが来た。Tの母のメールは、イタリア家族旅行から無事帰宅したとのこと。お土産に関してはメールには何も書いていなかった。お土産話だけなのだろうか。
Kの父からのメールはTを心配しての事だった。大学休学中でアルバイトもしていないT本人も、心配し不安に思っている。しかし、心の奥底で、そのうちなんとかなるだろうと考えているふしがあり、危険である。

人間の体内時計は、一日二十五時間だそうである。時間から切り離された空間で生活していると一時間ずつずれていくのだそうだ。
特に夜型のKやTとの生活で、K2の生活リズムが崩れているような気がする。保健婦さんにも言われたことだけに、きちんとせねばと考える。


1998/8/02

TはK2をお風呂に入れて、膝の上で二回おしっこをされた。Kは、膝の上でうんちをされたそうだ。

Kの兄の日記に戸籍のことが書いてありリンクされていたので、少し読んでみた。リンク先のページは公務員の戸籍課の人が作っているページらしい。私的な意見としては「戸籍は差別 する為だけに存在する」というのはどうかなぁ、と思う。もともとさかのぼれば、太閤検地からの風習なわけで、太閤検地は年貢の取りたての為に戸籍の原形を作ったわけだ。
Tとしては、見られて悪いようなことは書いていないから、あってもなくてもいいや、ということだ。徴兵制度とか家の風習とか、弊害があるのは認める。だからとはいえ、戸籍がなくなれば、それはそれで何らかの弊害があるだろう。だから戸籍にかわるなにかを提示できなければ、仕方が無いのではと考える。
ちなみにTの戸籍はというと、いろいろとごちゃごちゃしたのでよく分からない。Kが分籍してそこにTが入籍しようとしたら、書類上、K2が生まれた後だから、どうのこうので、戸籍筆頭がKなのかTなのかよく知らないのである。

今日は湘南台に用事があったので、でかける。はじめはKだけででかけるはずだったのだが、せっかく中華街でベビーかごを買ったこともあって、K2を連れて、三人で出かけた。K2が入っているかごはTが右側の取っ手を持ち、Kが左側の取っ手を持って歩いた。湘南台につくまでは揺られて気持ち良さそうに寝ていた。
用事が済んでバーミアンというファミリーレストランに入って少しするとK2の機嫌が悪くなった。時間的にはお腹が空いているのだが、初めての外出で用意が無かった。持ってきた少量 の湯冷ましを与えて、TとKで交互に食事を取る。
問題はお湯だった。魔法瓶がなかったのでなんとかなるだろう的に家を出てしまったのだ。ファミリーレストランでお湯をもらおうかとも思ったが、駅の近くのコンビニエンスストアーで、カップラーメンの為のお湯が合ったことを思い出し、こっそりと哺乳瓶にお湯をもらい、駅前のベンチで、携帯用の粉ミルクと混ぜてK2に与える。
ミルクは足りなかったようだが、電車に乗ってしまうとK2は眠りはじめる。電車の振動が心地よいのだろう。途中でK2のおむつから、うんちの臭いがもれる。風上にいたTは全く感じなかったが、Kが敏感に察知した。駅のトイレでおむつを交換する場所があるかどうか二人で協議したが、疲れていることもあって、家まで直行しようということになった。K2はうんちをした後、また眠ってしまった。
家まで帰り着いて振り返ってみると、無謀だったといわざるをえない。ほんの四時間程度だったから、なんとかなったような気がする。また、暑くて日差しが強かったので、日傘を持っていったのだが、行きの、駅までの間しか使わなかった。


1998/8/03

昨日の外出で相当疲れたKの手がむくんでいる。睡眠をとってもむくみは治らない。全体に体が疲れているようだ。風邪かもしれない。

TがK2をお風呂に入れたら、おならをされた。大変に臭い。腐ったたまごの臭いである。


1998/8/04

Tが寝ている間に国府津からKの母の、母と妹とその息子が来た。アルバムを持ってきてくれた。表紙に名前が入っていて、オルゴールがついているアルバムだった。手形や足型の欄などもあった。
もらったお祝いでK2の郵便口座を作った。カードも作った。


1998/8/05

K2が便秘ぎみな様なのでKがプルーンをお湯で薄めてあげた。朝の9時ごろプルーン色のうんちが出たそうだ。プルーンをあげたのが0時なので、K2は9時間程度で食べたものを排出しているようだ。大人が普通 、固形物を食べた場合、24時間程度かかるはずだ。赤ちゃんは腸が短いのか、固形物を食べていないからなのか。
TはK2にあげるミルクに、プルーンを混ぜてみた。茶色いコーヒー牛乳のようだ。小学生の頃に、給食で出た牛乳に入れる粉末のコーヒー牛乳のもとみたいなものを思い出す。牛乳を残す人も、あれが出るとちゃんと飲んでいたように覚えている。今でも学校の給食で出るのだろうか。


1998/8/06

TもKも風邪気味らしい。疲れがたまっているのは、睡眠時間が不規則になるからだ。この頃特に、K2のおきている時間が増えたから。甘えて泣き出すので、抱っこしてあげると泣き止んで眠るが、腕の中から蒲団に寝かせると、また泣き出す。しかたないから抱きつづける。


1998/8/07

四日に来たKの親戚が送った、K2の似顔絵の書かれたはが今日到着した。鉛筆と水性絵の具(だとおもわれる)を使って描かれた絵は、K2に似ている。

Kが風邪をひいて寝込んでしまった。昨日の夜から、空気が乾燥して苦しがっていた。熱もあるようだ。風邪薬を飲んだそうだから、あとは寝かせておくしかない。季節の変わり目で、不摂生がたたったようだ。
Kが起きられないので、K2をたらいで入浴させた。一ヶ月検診まで使っていたたらいが、小さく感じられるほどK2は大きくなった。


1998/8/08

今日のTは左腕、間接部分が痛い。K2を抱いた時に頭を支えている部分である。この頃、抱きやすさの癖が出てきた。Tは頭を左において抱っこするのが居心地がいい。


1998/8/09

Kに続いてTが風邪をひいた。ゆっくり睡眠をとった。

K2は元気である。日増しに大きくなっていく。TはK2の抱きかたをだんだん体得してきたようだ。


1998/8/10

Tが抱っこするとK2はおとなしくなる。以前来た保健婦さんが、お父さんに抱かれた方が手が大きいので赤ちゃんは安心すると言っていた。でも、KとTの手はあまり大きさが変わらない。


1998/8/11

K2は相変わらず元気にわめいているが、たまに咳をする。TもKも風邪の菌にまみれているから、心配である。

K2はこの頃特に物をつかむようになった。抱っこしていると、おもいきり服をつかんでいるし、げっぷを出すために肩に担ぐと髪の毛をつかむ。元気な証拠なのかもしれないが、焦ることが良くある。


1998/8/12

この頃、日増しに、K2が大きくなっていくように感じる。そろそろ生後二ヶ月になる。いろいろなテレビ番組などで赤ちゃんのことを取り上げているのを見て、大きくなるのが楽しみである。

ミルクを飲む量のばらつきがひどくなってきた。本当に少ししか飲まない時もあれば驚くほど飲む時もある。いずれ一日三食に落ち着くのだろう。しかし、ミルクを欲しがるのなら、分量 も指定して欲しいものだ。無駄になるミルクが多くなっているように思う。


1998/8/13

日付が変わった直後に、K2はミルクを吐いた。口からこぼれた程度ではない。体調が悪いのだろうかと心配になる。

Tの母と妹が遊びに来る。Tは遅くまでおきていたので、睡眠中だった。いろいろなものを置いて帰った。ついでに多くの要らぬ 心配をばらまいてかえった。


1998/8/14

お風呂に入る直前に、K2の足型を取った。墨汁をつけたら、なんとかうまくいったようだ。そこらじゅうが墨汁だらけになった。


1998/8/15

今日は、大田区で花火があった。ビールを飲みながらベランダで花火を見た。かつて、雷のとき泣き出したK2だったが、花火には驚かなかった。
K2は今日も、吐いたようだ。風邪なのか、飲みすぎなのか、飲ませすぎなのか。


1998/8/16

Kの母にK2をあずけて、コミケに行ってきたKとTはミルクが残り少なかったことをすっかり忘れて、八時すぎに帰ってきた。Kの母はK2のおもりのために買い物に行けず、とうとうミルクは底をついた。後は携帯用のミルクだけになった。朝になったら、急いで買いに行かないと行けない。


1998/8/17

K2が生まれた直後から、うつ伏せ寝についていろいろなご意見を頂いた。その当時はうつ伏せ寝がなんたるかがよく分かっていなかった。今もあまり分かっていない。
このごろTはK2をうつ伏せにして、はいはいの練習をさせている。寝付きが悪いのは運動不足が原因だろうという単純な理由からである。K2のお腹が大きくつかえてなんとなく苦しそうなため、あまり長時間は行わないようにしている。


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